青少年対策地区委員会事業のご紹介

【荏原第五地区委員会】「荏原第五お家で地域くえすと☆」

 2020年9月26日(土)、品川区の青少年対策地区委員会事業では初の試みである、オンライン事業「荏原第五お家で地域くえすと☆」が開催されました。これは、新型コロナウイルス感染症によって多くの地域イベントが中止になる中、直接集まらなくても何か子どもたちが楽しめることはできないかといった青少年対策地区委員会の思いから始まりました。
 当日は、戸越小学校と豊葉の杜学園の1~4年生までの親子約40組が、それぞれの自宅からタブレットを使いオンラインで参加しました。子どもたちは「勇者」の役目を担い、仮想の荏原第五地区「エバーランド」を舞台に、10の町会を巡りながらクイズに挑戦しました。
 勇者のみんなが度重なるクイズや敵との戦いに立ち向かってくれたおかげで、エバーランドに平和を取り戻すことができました。ゲームの中で出題されたクイズは、戸越小学校・豊葉の杜学園の子どもたちが考えてくれたものです。
 また、地域センターに待機していた青少年対策地区委員の皆さんもゲームを体験してみましたが、苦戦しながらもクイズや戦いを楽しんでいる様子でした。
 事業終了後のアンケートでは、「家族でワイワイ楽しめた。」「地域のことを知ることができてよかった。」「また参加したい!」などの感想があり、多くの方に喜んでもらうことができました。
 コロナ禍で子どもたちが地域に触れる機会が減ってしまっている中、家に居ながらでも親子で一緒にクイズを楽しみ、地域のことを知るきっかけに繋ぐことができました。また、コロナ禍において工夫して行えた事業になりました。


◆青少年対策地区委員とは?
 青少年対策地区委員は、町会・自治会の推薦等により区長から委嘱されたボランティアの方々です。区内13地区それぞれに青少年対策地区委員会があり、家庭や学校などと協力し、地域ぐるみで子どもの生活環境の調査や各種イベントの企画・実施等、青少年の健全育成を目的とした様々な活動を行っています。